2005年 05月 15日
越知町立横倉山自然の森博物館|にしみねくみさん染色展
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展示室に入った瞬間にやさしい光と、やわらかい色が心癒してくれました。
水玉柄が多いなと思ったら、これには理由がありました。
にしみねくみさんが考案された「竹締め染め」という染め方が水玉の正体だったのですが、竹と竹の間に布を挟んで染料を落とすと、竹で挟まれた部分には染料が染み込まずにそこだけ地の色が竹の丸になって残るのです。にしみねさんのお家の庭には4種類の竹が自生しているらしく、その竹の持ってる良さを何かに使えないかと考案されたのが今回の「竹締め染め」だそうです。
竹はどんどんはびこって、あまり良くないイメージを持たれがちですが、竹と良い関係で暮らしていくことを考えられたにしみねくみさんは素敵だと思いました。
今度、工房へお伺いしてみたいと思います。
※筍の内に掘って食べてあげることも大切 byukiki_kumi
▼それと、ちょっと聞いてください。
今回、博物館で学んだ事は、地球上には130万種もの生物がいて、1日に1種類ずつ絶滅している。恐竜のおったず~っと昔は1000年に1種類しか絶滅してなかったらしい。
絶滅は自然に起こる事は仕方ないけど、ほとんどが人為的な物が原因です。
仁淀川周辺(上流でも下流でも)では大きな道とか橋ができるらしく、ビッグな橋げたがバンバン建っていて、私の家の近くには高速が通ったかと思ったら(これはずっと前)、マンションや公園がドカンドカン建っている。
昔は小川の水は綺麗で、ホタルがいっぱいおったし、いろんな生物を捕まえて遊んだ。
便利になりゆうかも知れんけど、そんなに早く便利にならないかんがやろうか?
最近山へ行く度に考える。コンクリのグレーが寒々しいし、水が茶色い・・・。
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by ukiki_kumi
| 2005-05-15 23:07
| 高知のえいとこもの